伊藤彰さんが失敗したわけ

前期磐田と今期前半の仙台で低い位置からビルドアップするサッカーを目指しましたがどちらも上手くいきませんでした
彰さんはグアルディオラのサッカーを目指していました
実際練習を真似したりしています
ですが練習方法を真似ただけでは駄目なんですよね


彰さんは失敗すべくして失敗したと思っています


グアルディオラが指導するシティーの練習動画にボールを受ける体の向きをしつこく指導する動画が有ります
新人選手ではありません。経験も積んでいるスターリングに対してです


グアルディオラは現役時代から名のある選手でした
クラブで指導されて学んだ事もあるでしょうし才能も持ち合わせていたかもしれません


グアルディオラが豊富な選手経験と実績を持っているからスターリングというプレミアの選手であろうとも体の向きという初歩的な細かい指導を出来るのです


対して彰さんは申し訳ありませんが選手として才能は無かったと思います
だから選手としての実績を残せていないのは当然の事でしょう


つまり彰さんではグアルディオラの戦術や練習を真似しても選手の立場に立ってポジショニングや体の向きを指導する事が出来ないのですよ
実際、彰さんは体の向きすら指導していないでしょう。選手経験が足らないので当然です。監督自身が正解を知らないのですから
これは低い位置からビルドアップする戦術において致命的で敵チームからハイプレスやパスコース消してプレスされた時どうやって対処するか指導できないと言う事になります


ちなみにモウリーニョは選手経験が有りませんが当てはまりません
やってるサッカーが違います
低い位置からのビルドアップなんかやろうとしてませんから


つまりグアルディオラの真似をしたかったのであれば選手時代の経験、才能が足らなかったということです


低い位置からビルドアップを目指してもプレスされたら、いなせないで追い込まれてしまう原因は
そういうことです